iPSC再生医薬品とは

iPS細胞(人工多能性幹細胞)とは、皮膚などの体細胞にいくつかの因子を導入することによって作り出される、様々な組織や臓器の細胞に分化する能力(多能性)と、ほぼ無限に増殖する能力(増殖能)を持った細胞です。
iPSC再生医薬品は、iPS細胞を分化誘導(細胞を特定の機能を持った細胞に人為的に変化させること)して人体と近似の機能を持つ細胞を作製し、その細胞を移植することによって、機能不全に陥った細胞等を置換して機能を回復することを目的とする製品です。

正常な細胞で、損傷した細胞を置き換える

事業体制/パートナー

iPS細胞を用いた再生医療を新たな産業とするべく製造・販売に至るまでのバリューチェーンの全体を網羅できる体制の構築を目指し、当社は様々な大学・研究機関や企業との提携を進めています。

IPSC再生医薬品分野 事業パートナー

iPSC再生医薬品分野開発パイプライン

【眼科分野】

iPS細胞由来の網膜色素上皮細胞をiPSC再生医薬品として移植することによる加齢黄斑変性の治療方法の開発を行っています。詳細は「加齢黄斑変性」のページへ。

開発コード 適応症 市場 前臨床
試験
第Ⅰ相
試験
第Ⅱ相
試験
第Ⅲ相
試験
申請〜
承認
上市 進捗状況
HLCR011 WetAMD(*1) 日本
臨床研究による移植実施(*3)
治験開始に向けて準備中
HLCR012 DryAMD(*2) 米国
製造のための技術移管
HLCR012 DryAMD(*2) 欧州
米国第Ⅲ相試験からのグローバル治験を検討中
  1. Wet AMD:滲出性加齢黄斑変性
  2. Dry AMD:萎縮型加齢黄斑変性
  3. 理化学研究所等による「滲出型加齢黄斑変性に対する他家iPS細胞由来網膜色素上皮細胞移植に関する臨床研究」

【肝臓分野】

臓器のもとになる立体的な器官原基(臓器の芽、Organ Bud)を作り出し、移植することにより、生体内で機能的な臓器に生育させるという治療方法の開発を行っています。詳細は「肝疾患」のページへ。

開発コード 適応症 市場 前臨床
試験
第Ⅰ相
試験
第Ⅱ相
試験
第Ⅲ相
試験
申請〜
承認
上市 進捗状況
HLCL041 肝疾患 日本
横浜市立大学と共同研究